少しずつ慣れてきた幼稚園生活
リョーマは、すぐに幼稚園生活に慣れたわけではありません。
けれど、彼のペースに寄り添ってくださった、たくさんの方のおかげで、1学期が終わるころには
「幼稚園は楽しい」
という気持ちが大きく育まれていました。
年上の子たちにも憧れ、「年長さんになったら、ぼくも〇〇に挑戦する」ということも
よく話してくれていました。
そして、いよいよ年長さんが近づいてきた3学期、リョーマは「幼稚園、イヤ」と言い出したのです。
最初は、全く、その理由が思い当たらず「はて、どうしたものか」という状態でした。
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